血尿をきたす病気は、約80種類あるといわれています。
血尿を分類すると、肉眼的血尿と顕微鏡的血尿に分けることができます。
肉眼的血尿の90%、顕微鏡的血尿の70%が泌尿器科疾患と言われています。
残りは腎炎やネフローゼ症候群などの内科的疾患であり、蛋白尿を伴っていることがよくあります。全てがそうではありませんが、蛋白尿がなければ、まず泌尿器科疾患を疑うべきでしょう。
● 症候性血尿 (血尿の他に随伴症状を認める)
● 無症候性血尿 (血尿の他に随伴症状を認めない)
最近増えつづける膀胱癌、腎臓癌や一部の前立腺癌などの悪性腫瘍は無症候性血尿のことが多いようです。
痛みを伴わないことより、自覚症状の遅れから、見つかったときには、既に進行癌であることもあります。
もちろん、色々と検査をしてもこれといった原因がなく問題にならないことも多々あります。
尿失禁とは、おもらしのことで、自分の意思に反して尿が漏れてしまうことをいいます。35歳以上の成人女性の二人に一人は尿失禁の経験があり、五人に一人は現在、尿失禁があるというアンケート結果が出ています。
尿失禁が続くと、また漏らしてしまうのではないかという不安から、ストレスがたまり、うつ状態に陥ることも稀ではありません。また社会的には、外出が心配、行動が消極的になる、仕事が続けられなくなるといった生活の質の低下に繋がります。